岩手県軽米町 山内神楽保存会    

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 山内神楽は慶長九年(1604年)に現在地、山内権現林にある山内鎮座武甕槌神社に伝わってきたもので、代々神社に奉仕してきた神官が、山伏たちに修行させたのがはじまりといわれ、四百年以上の歴史があるとされています。
 以降、山内村(現在は軽米町大字山内地区)の守護神武甕槌大権現として氏子から厚く信仰されています。 昭和十七年、後継者不足などにより一時途絶えましたが、昭和五十一年、当時の山内青年会が中心となって復活・伝承活動に取り組み、現在に至っております。
 山内神楽は山伏神楽といわれるもので、その舞は力強く躍動感があるのが大きな特徴です。 武甕槌神社の例祭には神楽が奉納され、氏子のみなさまも参列してその年の五穀豊穣と村内安泰などを祈願します。
 また、二年おきのお正月三が日には権現舞を舞いながら氏子の家々での門打ちをおこない、その年の家内安全、無病息災、悪魔退散などを祈願してまわります。
 現在では地域の小中学生が多数加わり、さまざまな機会で神楽を舞うことを目標として努力を続けております。
 今後このサイトでも演舞の日時をおしらせしてまいりたいと思っておりますので、機会がございましたらぜひ足をお運びいただければ幸いです。

山内神楽保存会 会長 工藤 敬一
(武甕槌神社宮司)


平成27年9月「軽米秋まつり」




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