岩手県軽米町 山内神楽保存会    
演目 説明 動画

 神様が仮の姿になって現れることを「権現」といいます。神様が姿を借りるのは獅子頭で、獅子を権現と呼ぶのは神様が獅子の姿を借りて人間の前にその存在を示しているからです。権現舞は、神の力と獅子の威力によって、人間社会のあらゆる災いを退散させ、人々の安泰五穀豊穣などを祈祷する舞です。頭をかんでもらうと災難、病魔を祓うことができるといわれ、現在もその信仰が受け継がれています。

 高天原の荒神で、武勇にすぐれた武甕槌之神(たけみかづちのかみ)の姿をあらわしているといわれています。悪魔邪気を祓う様子を舞ったものといわれています。

 高天原の荒神で、武勇にすぐれた武甕槌之神の姿をあらわしているといわれています。剣を持って悪魔邪気を祓う様子、祈祷の様子を舞ったものといわれています。三人一組で舞うもので、最後には技の組み合わせもあって躍動感に溢れた舞です。

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 伊耶那岐命(いざなぎのみこと)と伊耶那美命(いざなみのみこと)の舞といわれており、二神の睦みあう様子を鶏に身をかえて演じているといわれています。 また神座に悪霊、不浄が入るのを祓う清めの舞ともいわれています。

 もとは三番猿楽(さんばんさるごう)といったのではないか、それが訛って三番叟になったのではないか、といわれています。蛭子命(ひるこのみこと)が面をつけて舞っている様子をあらわしているといわれています。舞が早く、また足拍子が美しい舞です。

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 山の神の由来を語り、その年の豊作を祈願して四方鎮めを行い、太刀をとって悪魔を祓う託宣幣打ちと変化に富んだ豪壮な舞が山の神舞です。山の神とは、大山祇命(おおやまつみのみこと)で、春は里に降りて農業の神様となり、秋は山に帰って山を守る神様で、農家や山仕事をする人々にとって絶対的な存在の神様です。山(さん)は産(さん)に通じることから、女の信仰も深いといわれています。十二月十二日はこの神様の年越の日とされています。

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 修験者の祈祷の様子、剣を持って悪魔・病魔を祓う様子を舞ったものといわれています。動きが早く、躍動感溢れる舞です。

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 盆を持って舞うもので、他の荒神とは違い修験的な舞ではなく、体をいっぱいに使って何種類かの技を組み合わせて舞います。おもに余興の場で舞うことが多い舞です。

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 武士の合戦の模様を舞ったものといわれています。威風堂々とした姿勢で、華やかさはないものの力強く迫力があり、相手を威嚇する様子が感じ取れる舞です。

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